逗子コミュニティパークとは

逗子コミュニティパークは、市の中心部にある亀岡八幡宮の神社境内にて、春秋の年2回開催される市民イベントです。市民有志のボランティアによって運営され、5月と11月のそれぞれ2日間、「大人の休日」と銘打って開催されています。湘南エリアを中心とするカフェやレストラン、ガーデン、雑貨店が約20店舗ならび、境内の中央に設置されたウッドデッキのステージでは、JAZZやボサノヴァといった雰囲気のあるライブ演奏を楽しむことができます。

その起源は「まちづくりオープンサロン」

逗子コミュニティパークの起源は2004年に遡ります。当時、市民会議を通じて検討中だった「逗子市まちづくり基本計画」について、一般市民への報告・広報の場として開催されたのがはじまりです。会場はいまと同じ亀岡八幡宮でしたが、企画タイトルは「まちづくりオープンサロン」というものでした。その趣旨は、まちづくり市民活動や学習会を通じて見たこと感じたことを、普段の会議室を離れて気軽に語り合おうといったもので、木漏れ日の境内に約30名の市民会議委員が集い、開催されました。

そして大人の休日へ

2004年11月に第1回、2005年9月に第2回のまちづくりオープンサロンが開催され、参加者たちはまちづくりに関する意見を交わしながらも、境内の心地よい空間を楽しんでいました。そして、2006年5月、第3回からはじめて「コミュニティパーク」という名称が用いられるとともに、実行委員会および市中のガーデン店、カフェ等が連携して準備を重ね、快適な屋外空間の創造を目指した企画となりました。この頃から会場にはウッドデッキのステージ、パラソル、テントが設置されるとともに、客席にはテーブルクロスがあしらわれ、現在の逗子コミュニティパークの原型となりました。

ワイングラスと音楽と

逗子コミュニティパークは、市民有志の実行委員による手作りの企画です。私たちはどうしたらより快適で心地よい「大人の休日」を実現できるかを目指して会場づくりを行なっています。「単なる食事としてのフードやドリンクがあるだけじゃなく、音楽があったらもっと楽しいよね。屋外であっても、ワインを飲むならやっぱりグラスを傾けたいよね」 そんなお客さまの目線にたって、少しずつ工夫を積み重ねて、より喜んでいただける空間を目指しています。スポンサードや補助金があるわけではないので、立派な会場とはいきませんが、できることから少しずつ、みなさまに楽しんでいただきながら、人と人との出会いを通じて、地域の様々なコミュニティの創造の場となるような、そんな企画でありたいと願っています。

逗子コミュニティパークの目指すもの

よく言われるように、逗子は海もあって山もある恵み豊かな土地ですが、それ以上にひと言では言い表すことのできない、素敵な魅力の詰まった街です。私たちはこれからも、快適な屋外空間の提供を通じて、人と人の出会いの場を演出しながら、そこで生まれたそれぞれのコミュニティを、さらに支援できる存在でありたいと考えています。すでに逗子にはたくさんのコミュニティが存在しており、たくさんの市民参加による施策が進められています。どれも素晴らしい価値あるものですが、それらひとつひとつが結びつき、さらに大きなコミュニティとなっていくことで、さらなる成長を遂げることができると考えています。そんな地域の橋渡し役としての、“逗子コミュニティパーク”でありたいと考えています。

より多くの人がまちづくりに関わること

逗子コミュニティパーク実行委員会は、いわゆるボランティアの市民有志だけで構成されています。それぞれが本業に就くかたわらで、この企画・運営に携わっています。なぜ、休日の時間を割いてまで活動に参画するのか。確かに大変なことも多いのは事実です。でも、私たちは自分たちの持ち前の知識やスキルを生かして、市民活動に取り組んでいます。その中では、活動を通じて、さらに自分たち自身が成長できていることも感じています。 地域の取り組みに一歩踏み出したことで、たくさんの人がまちづくりに関わっていることを知ることができました。そして、自分自身もその一役を担えることで、逗子という街をより深く理解することができるようになり、自分たちと街とのつながりを肌で感じることができるようになりました。そんな想いで、まちづくりに取り組む人が増えて、より街を愛せる人が増えていくことが私たちの願いです。

亀岡八幡宮について

亀岡八幡宮は、逗子市の中心部、逗子市役所の隣に位置し、2019年には現在の社殿が改築されてから100年を迎えました。交通の要所である、逗子駅・新逗子駅の中間にあり、日頃から多くの市民が往来し、地域の人々に愛されている神社です。日常の清掃や管理は、氏子会を中心とした地域の皆さんに支えられることで成り立っているのも特徴です。私たちが心地よい時間を過ごさせていただいている亀岡八幡宮。感謝の気持ちをこめつつ、まちづくりに思いを寄せる場として、ふさわしい処と考える所以です。